今井兵衛陶芸展の開催

さて、ギャラリーでは今井兵衛さんの陶芸展が始まりました。ベンガラ色と黒、白の釉薬を施した丸型や筒型の花器や碗・皿などの器を60点余りご紹介しています。ドットやミニマル文様は、アフリカの草の繊維を織った「草ビロード」から影響をうけた作品。今回は壁に掛けるプレートを新シリーズとして発表しています。「異なる素材(土・釉薬)を一つの作品の中でどう表現するか。」「工芸という制約の中で、自由な立場ではけして引き出せない表現を模索し、可能性を追求したい。制約の中でのパーソナリティ」・・・今井兵衛。手のひらにのっかるサイズの碗WANは、見た目より軽く仕上がっており、野点用の抹茶碗、飯茶碗、コーヒーにお茶、そばちょこなど、いろんな使い方を楽しめると、大変人気を集めていますよ。来月8日まで開催しますので、ぜひお出かけくださいね。